タイのディンデーン警察はデモ参加者を撃つために実弾を使ったことを否定

タイ情報ネットワークによると、タイのバンコクのディンデーン地区では最近、デモが頻繁に行われている。また、8月16日夜20時45分頃、ディンデーン地区警察が同地区の警察署前のデモ参加者に実弾を発砲し、救急車で運ばれた人々に負傷者が出たという画像もSNS上で出回っている。

これに対し、ディンデーン地区警察署長であり、地区内の集会の安定と治安維持の責任者であるラチャイ大佐が出てきて、警察署の警官が一般市民に実弾を発射したという噂を明らかにし、それを否定した。動画の中で、警察が発砲した際に撮影者が「警察は実弾を使っている」と叫んだ場面については、事実ではないと強調した。集会中、人々は警察署の入り口に押し寄せ、混乱を引き起こし、公共の財産を破壊した。警察は法に基づいて彼らを保護し、ゴム弾を使用したり、道路にバリケードを設置したりして、人々がさらに深刻な被害を及ぼすのを防いだだけだ。警察署は誰がやったのかを調査するために証拠も集めており、法に基づいて捜査・対処する予定だ。

インターネット上に虚偽の情報を掲載し、警察の名誉を傷つけた者についても、警察は捜査を行い、警察庁に報告して、「コンピューター技術犯罪法」違反などの罪で加害者を起訴するかどうかを検討する。 （編集：中台、出典：マティチョン）