タイは9月末に300万人に3回目のワクチン接種を開始する予定

タイ情報ネットワークによると、タイ疾病管理局のウパ局長は29日、新型コロナワクチン調達・配分小委員会がこのほど、一般人を対象に2021年9月末から10月にかけて3回目の追加接種を開始する決議を可決したと述べた。追加接種にどのようなワクチンを使用するかについては、その時の流行状況の分析次第となる。約300万人が追加接種を受ける必要がある。 3回目のワクチン接種はアストラゼネカ社かファイザー社製になるかもしれないという報道もある。その時点では両ワクチンの備蓄が十分にあるからだ。接種対象となる300万人はシノバック社のワクチンを2回接種済みでなければならず、接種期間は3か月を超えてはならない。
また、COVID-19ワクチン調達・配分小委員会は会議で、バンコク市政府と協力して2回接種ワクチンの完全普及を推進し、COVID-19の詳細なスクリーニングチーム（CCRチーム）への継続的な協力を行うことにも合意した。

オパール大臣は、新型コロナウイルスの流行拡大は徐々に鈍化しつつあり、疾病予防管理センターは最近、企業や施設の封鎖解除に向けた一連の政策を承認したが、国民が引き続き防疫措置を厳格に遵守し、特にすべての部署があと1か月間在宅勤務を継続し、その後、流行状況の分析に基づいてその他の措置を緩和することを望んでいると述べた。 （hushによる翻訳 出典：Matichon）