シナワット一家は騙されるのではないかと心配しており、タクシン氏の帰国が遅れることを望んでいる

タイメディアが6月7日に報じたところによると、タイのシナワット一家は、家族問題を話し合うためホテルで夕食会を開いた。夕食会にはタクシン元妻のパク・ジャマン氏、ピントンター氏夫妻、ベドンダン氏夫妻が出席した。

報道によると、シナワット家はベドンダムが首相を務めることに同意していない。ベドンダムはまだ37歳で若く、準備が整っていないため、さらに5年待ってほしいと考えているという。同時に、国の現状を考えると、首相という大役を引き受けることは容易なことではなく、経済経験が豊富なタイ貢献党のもう一人の首相候補であるセタ氏や、進歩党のピタ党首など、首相という大役を担えるより適任の人物がいる。

タクシン元首相の帰国については、シナワット一家は今のところ延期を望んでいる。タクシン本人は帰国を強く望んでいるが、シナワット一家は騙されるかどうかわからない。政権発足後にタクシンが帰国することを望んでいる。

パク・ジャマン氏は「イング氏は若く、経験も浅い。タイ貢献党を強くするために政界入りした。イング氏の政治的方向性については、彼女自身のペースで決めるしかない。イング氏は父親にもまだ何も決まっていないと伝えており、父親も理解を示した」と語った。

（wan編集、出典：Thairath）