ハートヤイのツアーガイド9人が流行により自殺

タイ情報ネットワークによると、新型コロナウイルス感染症のパンデミックは2年近く猛威を振るっており、タイの観光産業は大きな打撃を受けている。タイのメディアは、9月7日、ソンクラー県観光ガイド協会の元会長ウィティヤ氏らがハートヤイ郡の失業中の観光ガイドに米を配布したと報じた。これらの物資はマレーシア人観光客からの温かい寄付で賄われた。彼によると、ハートヤイには約600人のツアーガイドがおり、全員が2年近く失業しており、生活のために社会からの寄付に頼らざるを得ない。ガイドの中には、毎日ソーシャルメディアでニュースをチェックして、どこで食料が配給されているかを確認し、お腹を満たすために列に並ぶ人もいる。これまで９人のガイドが失業や厳しい生活環境のプレッシャーからビルからの飛び降りなど自殺を図ったが、いずれもニュースにはならずガイド仲間内でのみ知られていた。

「ツアーガイドの中にはバンコクのような大都市に戻らざるを得ず、鬱状態に陥った人もいます。お金を稼げないため、盗みを働かざるを得ず、結局は捕まりました。家族と連絡が取れず、ツアーガイド仲間に助けを求めるしかありませんでした。観光スポーツ省がハートヤイや特定の県だけでなく、全国のツアーガイドを助けに来てくれることを願っています。特に、援助や補償を提供し、ツアーガイドがワクチン接種を受けられるように支援すべきです。」 (翻訳：Zhongtai、出典：Matichon)