家族を銃で撃った後に自殺したタイ人男性の事件は依然捜査中だ。タイのオリンピックで初めて金メダリストとなった人物は、彼と数千万ドルをめぐって争いがあったと主張した。

タイ情報ネットワークによると、11月10日現地時間14時40分頃、バンコク中心部のクルンテープクリタ7通りで銃撃事件が発生し、家族4人が死亡した。ナコンラチャシマ経営者協会元会員でナコンラチャシマ県議会元議長のタワチャイ氏は、妻と2人の娘を銃で撃った後、自殺した。 10日夜20時50分頃、慈善会館職員は4人の遺体を司法解剖のため警察病院に搬送した。

犯行現場はバンコクのクルンテープクリタ7番地にある3階半の建物で、被害者の家族の住居だった。タワチャイさんの遺体は2階寝室で発見され、妻は2階寝室近くの階段で死亡しているのが発見され、13歳の長女は3階のパソコンデスクの横で死亡しているのが発見され、オンライン学習中に撃たれたと推測されており、11歳の末娘は3階階段付近で死亡しているのが発見された。警察は家の中から拳銃2丁と長銃3丁を含む銃5丁を押収した。タワチャイ容疑者は38口径拳銃と9ミリ自動拳銃で妻と娘を撃ち、長銃で自殺した。

タワチャイ氏を知る、元ボクサーでタイのオリンピック史上初の金メダルを獲得したソムラック・カムシン氏は、その日の午後2時に話し合いの約束をしていたが、タワチャイ氏は約束の時間に現れず、その後警察からタワチャイ氏が自殺したとの通知を受けたと語った。報道によると、ソムラック氏は国営宝くじの購入をめぐる争いを報告するために警察署を訪れたという。その後、タワチャイ氏はソムラック氏に電話をかけ、宝くじを入手する方法があると言った。ソムラック氏はその後、他の5～6人と共同で宝くじを購入したが、誰も宝くじを入手できなかった。同日午後、タワチャイ氏はソムラック氏と250万バーツの借金を返済する約束を交わし、翌日さらに250万バーツを返済することに合意した。両者の支払い紛争は1000万バーツに達したと報じられている。

警察は当初、タワチャイ容疑者が家族を撃って自殺した原因は借金問題にあると推測しており、現在さらなる捜査が行われている。 （hushによる編集 出典：Sanook）