プーケットのホテルでカナダ人男性が10発以上の銃弾で撃たれ死亡した。警察は犯人が海外から雇われたと推測している。

タイメディアの報道によると、2月5日午前6時半頃、プーケットのチャロン警察署は、カナダ人が住んでいるホテルの前で射殺されているのが発見されたとの通報を受けた。

事件は180室のリゾートホテルで起きたと報じられている。ラワイビーチ沿いにはヴィラが数棟建っている。遺体はヴィラ前の駐車場で発見された。殺害された外国人男性は、白い半袖シャツ、クリーム色のショートパンツ、黒いスリッパを履いた状態で、血の海の中に横たわっていた。遺体の周囲からは10個以上の38ミリ口径の弾丸の薬莢が見つかった。捜査の結果、死亡したのはシン・マンディープという名の32歳のカナダ人男性であることが判明した。彼は10発以上の銃弾で撃たれており、遺体の状態から死後6時間以上経っていたとみられる。

警察が事件が起きた駐車場の防犯カメラ映像を調べたところ、２月４日夜２２時半ごろ、事件で殺害された男性が赤い乗用車で駐車場に突っ込んだことがわかった。男性が車から降りてホテルに入ろうとしていたとき、覆面をした長身の男２人が周囲の草むらから飛び出し、男性を銃で撃った。男性は撃たれた後、地面に倒れた。男性の死亡を確認した後、犯人２人は現場から逃走した。 ２月４日午後６時ごろ、ホテルの清掃員が駐車場の清掃に来た際に遺体を発見し、警察に通報した。

また、警察は遺体の住居内でさまざまな不審物や違法物品を発見したが、現時点で詳細は公表できない。警察は、この事件は殺害された男性の外交問題をめぐる争いと関係があり、犯人２人は海外から雇われた可能性があるとみており、現在、事件の詳細を捜査している。 （hushによる編集 出典：Thairath）