59人のロヒンギャ族が働くためにマレーシアに密入国しようとしたが、旅費を負担するため船長にリペ島の近くで降ろされた。

タイ情報ネットワークによると、サトゥーン県のエグラ知事は6月4日、サトゥーン市コサライ郡第8島リペ島の東9海里にあるドン島に一団の人々が閉じ込められているとの報告を受けたと明らかにした。当初、閉じ込められた人々はミャンマー出身のロヒンギャ族で、女性23人、男性31人、子供5人の計59人であると判明した。

「現在、第3海軍管区とダル国立公園の職員がロヒンギャの人々に人道支援を行っており、食料や飲料水を配布している。今回の入国が人身売買であるかどうかは、より専門的な部署によるさらなる調査が必要だ。暫定的な判断としては、人身売買の可能性がある」とエグラ氏は述べた。

職員らは、このロヒンギャ族の集団は仕事のためにマレーシアに密入国しようとしていたことを明らかにした。彼らはミャンマーから2か月と7日間、旅を続けていた。 1人当たり5,000マレーシアリンギット（約7,600人民元）をマレー船長に渡すことで合意した。合計120人がいたが、そのうち59人は通行料の支払いが困難だったため、船長によってドン島に送られた。しかし、船長はそこがマレーシアのランカウイ島であり、1週間閉じ込められていたと嘘をついた。現在、警察は全員を拘留しており、今後さらなる法的手続きを進める予定だ。

今回ロヒンギャ族が閉じ込められている場所は、2019年6月にロヒンギャ族の船が事故を起こした現場からわずか5海里しか離れていない。

（翻訳：徐睿洋、4.0翻訳工房、校正：wan、出典：mgronline）