中国とASEANは運命共同体であり、中国とタイは汎北部湾岸経済の連携に協力している。

7月13日のタイメディアの報道によると、タイ国際貿易交渉事務所長によると、7月8日、ジュリン副首相兼商務大臣が第12回汎北部湾岸経済協力フォーラム電話会議に出席し、中国とASEANの高官らと共同演説を行った。

今回の会議の主な議題は「RCEPの新たなチャンスを共有し、新たな陸海のチャンネルを共同で構築し、環北の新たな未来をウィンウィンで切り開く」であり、これは現在の情勢と一致している。同会議は、タイが2019年にASEANの輪番議長国を務めた期間中に、RCEP交渉の完了を推進し、世界最大の自由貿易協定となるよう大きな成果を挙げたことを紹介した。その中で、地域経済、貿易、投資協力のレベルが向上し、タイの機会と競争力が高まり、企業に原材料調達の選択肢が増え、それによって生産が増加します。

汎北部湾岸協力フォーラムは、中国・ASEAN協力枠組みにおける重要な地域協力であり、中国の3つの省（広東省、海南省、広西チワン族自治区）と7つのASEAN加盟国（タイ、ブルネイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ベトナム）で構成されています。また、北部湾周辺は海上輸送ルート上の重要な戦略地点でもあり、タイ市場が中国西部やその他の地域にさらに広く拡大する機会を創出することになる。

これまで、タイのレムチャバン港と中国の秦州港の間で締結された「姉妹港」協定など、タイと中国の協力により、タイから北部湾への海路が開かれ、タイ製品の輸送がより便利になり、特に農産物や果物をより早く中国市場に輸出できるようになりました。

タイ商務省と甘粛省の間で締結された覚書は、陸路と海路の貿易回廊を結び、中国西部と欧州へのルートを拡大するのに役立つだろう。秦州港を重要な交通動脈として活用し、レムチャバン港開発プロジェクトの第3期が完成すれば、貨物輸送能力の向上に寄与するとともに、タイの地理的優位性を生かし、将来的には地域各国とつながる交通の中心地、水上交通物流拠点へと発展することになるだろう。

2021年、タイとトンキン湾周辺省間の貿易総額は381億100万米ドルで、前年比22.92％増加し、タイと中国間の貿易総額の29.06％を占めた。そのうち、広東省との貿易額は301億3,200万米ドルと最も高かった。北部湾周辺の各省からタイへの輸出品目は149億5800万米ドルで、主な輸出品目は携帯電話、磁気記録媒体、携帯電話部品、受信機、トランシーバー、固定電気変換器などである。タイ湾北部周辺の各県がタイから輸入した商品の価値は231億4,300万米ドルで、主な輸入品は自動保管ユニット、電子回路部品、ドリアン、電子プロセッサ部品、製材品などである。

（翻訳：ハン・シュミン、4.0 翻訳ワークショップ、レビュー：ジョイ、出典：nationtv）