ビルマ人男性がタイで残忍に殺害され、その死は極めて悲劇的でした。

タイメディアの2月12日の報道によると、タイのサムットプラカーン県の地元警察は、同県サムットプラカーン郡の住宅の2階で誰かが死体を発見したとの通報を受けた。通報を受けた警察は捜査部門、医師、財団職員とともに直ちに現場に急行し、確認を行った。死亡したのはタイに出稼ぎに来ていたミャンマー人労働者と報じられており、この事件は強盗殺人事件である可能性がある。

事件が起きた住宅ビルは5階建て。死亡したのは23歳のビルマ国籍男性、ボー・モー・ヘンで、2階の231号室で発見された。被害者は両手を後ろで縛られ、首は下着の紐で縛られた状態で部屋の隅にうつ伏せに横たわっていたと伝えられている。警察が捜索した結果、遺体の胸部と背中には複数の刃物による傷跡があった。死亡時刻は3時間以上前と推定される。アパート内には争った形跡や物色された形跡があった。警察は現場を封鎖し、関係者以外の立ち入りを厳しく禁止した。また、地元の証拠収集部門に連絡し、犯行現場で証拠を収集している。

亡くなった方の隣人によると、今朝7時半頃、231号室の前を通った際、ドアが半開きになっているのに気づき、中を覗くと血の海にうつ伏せで倒れている人物を発見し、すぐに警察に通報したという。死亡者は3～4か月間、他人と住宅を共有していたと伝えられている。死亡者はミャンマーからタイに移住し、近くの工場で働いていた出稼ぎ労働者だった。警察の捜査により、近隣住民が遺体を発見する前に、夜中にアパート内で口論の音が聞こえた人がいたこと、また、遺族や友人らが事件後に行方不明になっていたことが判明した。近隣住民も、ビルマ人労働者が頻繁にアパートに出入りしていることを明らかにした。

被害者の友人である36歳のカンボジア人男性は、被害者はかなりの収入があり、金や銀の宝石や様々な金の宝飾品を身に付けていたと話したが、警察は遺体から金の宝飾品を発見しなかった。本日午前3時頃、近くの店の住人は3～4人が外を走り回る音を聞いたようだが、後に遺体が発見されるまで気に留めなかった。

警察は通報を受けてすぐに捜査部門に連絡し、現場に出向いて付近の防犯カメラの映像や周囲の目撃者を確認するなど積極的に手がかりを探して容疑者を追跡していると明らかにした。警察は現在、容疑者の犯行動機の解明に注力している。亡くなった人は人材募集の仕事に従事していたため、アパートには外国人が出入りすることがよくあった。この強盗殺人事件の詳細については、警察が被害者の妻に連絡を取り、被害者の資産や損失について詳細を知るまで待たなければならないだろう。警察は当初、容疑者は少なくとも2人いると推定していた。

（翻訳：徐睿洋、4.0翻訳工房、レビュー：wan、出典：nationtv）