タイ駐在の中国大使館は中国国民に対し、タイへの安全な渡航を呼びかけている。

タイ情報ネットワークによると、中国国民によるタイへの団体旅行の試験プログラムが再開されたことで、近い将来、多くの中国国民が観光のためにタイを訪れることになるだろう。タイにご旅行中のお客様とご家族の安全と健康を確保するため、駐タイ中国大使館では以下の点をお知らせいたします。

1. 安心してタイを旅行できるよう、渡航前に下調べをしてください。渡航前にタイの最新の入国規制を理解してください。到着時にビザが必要な場合は、タイ側の要求に応じて事前に関連資料を準備してください。入国前に、COVID-19治療費をカバーする医療保険に加入してください。団体旅行の観光客は、ツアーに参加する前に旅行会社が提供する旅程表、見積書、契約書サンプルを注意深く読み、ツアー料金に帰国前の核酸検査の費用が含まれているかどうか、旅行会社がCOVID-19の治療費をカバーする観光客向けの医療保険に加入しているかどうか、感染によりタイに取り残された観光客が被った費用を旅行会社が負担するかどうかを理解することに重点を置き、正式な旅行契約書に署名する必要があります。タイ滞在中に旅行中のトラブルに遭遇した場合は、タイ観光警察（1155、中国語対応）に電話し、警察に通報してください。「海外でのトラブルは国内で解決」の原則に基づき、中国に帰国後も法律に従って法的権利と利益を守ることができます。

2. 現地の法律を遵守し、タバコやアルコールを持ち込む際には注意が必要です。

タイの法律によれば、観光客1人あたりタバコ1カートン（タバコ200本またはタバコ250グラム）とアルコール1本（1リットル以下）のみ持ち込みが許可されている。同時に、複数人分のタバコやお酒を一人の荷物に入れたり、空港エリア内で一人の保管場所に置いたりしないようご注意ください。そうしないと、過剰所持とみなされ、罰金が必要になります。電子タバコに関する関連規制を遵守し、電子タバコおよび関連製品の持ち込みや使用はしないでください。違反者は懲役または罰金が科せられます。

3. 水辺での活動に注意し、交通安全に留意する

タイのビーチではレジャーアクティビティが盛んで、シュノーケリングや水泳など水関連の安全事故も多く発生しています。水上アクティビティに参加する際はライフジャケットを着用し、専門家の指導と訓練に従ってください。強風や荒波、危険な海況の場合は、ビーチに赤い旗が掲げられ、観光客の海への立ち入りが禁止されます。必ず従ってください。タイの現地の道路状況は比較的複雑で、車両の速度も高く、交通事故も多発しています。バイクをレンタルする際はご注意ください。国内の交通習慣に反し、車は左側通行で右ハンドルです。交通安全に留意し、道路を横断する際はご注意ください。タイの運転免許証または国際運転免許証をお持ちの方のみ、車をレンタルできます。現地の交通ルールを守ってください。

4. 感染症予防をしっかり行い、健康と安全を怠らないこと

現在の流行はまだ終わっていません。タイに来る旅行者は、適切な個人的な防疫措置を講じ、自分の健康に第一に責任を持つ必要があります。旅行中はデング熱やマラリア予防に注意してください。発熱、筋肉痛などの症状がある場合は、早めに病院で治療を受けてください。最新の感染症予防・管理の要件に従い、中国へ渡航する48時間前にタイの法定検査機関で核酸検査を受け、陰性の検査結果レポートを印刷して持参し、事前に中国税関に健康状態を申告してください。