タイの今年上半期のキャッサバ輸出量は670万トンを超え、総額は約820億バーツとなった。

タイ首相府報道官のアヌチャ氏は8月28日、2022年上半期のタイのキャッサバ輸出量が670万トンに達し、総額は約820億バーツに達したと明らかにした。2021年上半期と比較すると、輸出量は35.16％増加した。同氏は、政府は今年のキャッサバ輸出額1300億バーツの目標を達成するため、輸出増加のための関連措置を策定するよう全関係者に促す予定だと述べた。

アヌチャ氏は、今年の国際情勢は世界中の農業原料に影響を与えていると述べた。飼料メーカーはアフリカ豚コレラの影響から徐々に回復しつつある。中国のキャッサバ需要の増加と相まって、これらの理由により、2022年上半期のタイのキャッサバ輸出にプラスの影響を与えている。

さらに、アヌチャ氏は、キャッサバの輸出量は2022年後半に425万トン増加し、その価値は約470億バーツに達すると予想されており、2022年全体のキャッサバ輸出量は1100万トン、その価値は1300億バーツを超え、2021年より6％増加すると付け加えた。アヌチャ氏は、上記の予測が実現すれば、2022年のタイのキャッサバ輸出量は15年ぶりの高水準を記録するだろうと述べた。