タイで中国人学生が殺害され、同胞が遺体を遺棄

タイメディアの報道によると、4月1日、ノンタブリー警察署は、バンヤイ郡バンヤイ通り近くのバナナ畑でビニール袋が見つかったとの通報を受けた。袋の中には、手足を縛られ、殴打された跡のある女性の死体が入っていた。タイ警察の予備捜査によると、死亡したのは以前行方不明になっていた中国人留学生のジン・カン（音訳）で、容疑者は現在中国に逃亡している中国人男性3人だという。

3月31日、バンコクの大学で中国人留学生を担当する教員が警察署を訪れ、音楽を専攻する中国人3年生のジン・カンさんが行方不明になっていると通報したとみられる。地元警察、入国管理局などの関係部署は直ちに学生の行方を追う捜査を開始した。 4月1日午前9時、警察はノンタブリー県バンヤイ郡バンヤイ通り近くのバナナ畑で、遺体を発見した。遺体の両手は縛られ、袋に入れられていた。その後、警察は死亡前の遺体の行動について詳細な捜査を行った。

捜査の結果、被害者は3月28日にタクシーでバンヤイ地区のデパートに行き、その後行方不明になったことが判明した。 3月29日朝、被害者の父親は容疑者から脅迫メールを受け取り、50万元（約250万タイバーツ）を中国の口座に振り込むよう要求された。

娘の具体的な状況がわからなかったため、父親はすぐには犯人にお金を送金しなかった。その後、4月1日に警察は死亡したジン・カンの遺体を発見した。警察は防犯カメラの映像から、３月２９日早朝、容疑者グループが赤いマツダで死体遺棄現場付近まで行き、男が車から降りて死体を置き去りにして立ち去ったことを突き止めた。

報道によると、容疑者3人は計画的に犯行に及んでおり、バンヤイ地区に住居と車を借り、この地域を頻繁に徘徊していたという。現在、容疑者3人は3月30日に中国成都に向けて出国している。タイ警察は関連証拠の収集と整理を進めており、中国警察に引き渡してさらなる捜査を進めている。

（編集：Bao Ding、レビュー：Joy、出典：Mathon）