タイの今年第1四半期の米輸出量は170万トンを超え、前年比48.5％増加した。

Taiguo.infoによると、タイ米輸出協会は最近、今年最初の3か月（1月から3月）にタイが1,743,280トンの米を輸出し、前年比48.5%増、輸出額は294億6,820万バーツで前年比30.8%増となったと発表した。今年3月の米輸出量は647,608トンで前月比1.8%増、輸出額は110億8,500万バーツで前月比6.6%増となった。 3月の輸出増加は主に、輸入業者が食糧備蓄を増やすために輸入を増やしたことによる。同時に、輸入業者はロシアとウクライナの紛争が国際貿易や輸送に影響を及ぼすことを懸念している。

3月のタイの白米輸出量は307,530トンで、前月比13.6%減となった。輸出先は主にイラク、イエメン、中国、モザンビーク、アンゴラ、日本など。パーボイルドライスの輸出量は116,618トンで、前月比83.0%増となった。輸出先は主に南アフリカ、ベナン、アルジェリア、モロッコなど。ジャスミンライスの輸出量は143,063トンで、前月比27.4%増となった。輸出先は主に米国、中国、カナダ、シンガポール、オーストラリアなど。

タイ米輸出協会は、国内供給を満たすため、中東諸国、中国、日本、フィリピン、米国、カナダなどで輸入需要が増加しており、多くの国の購買力が徐々に回復していることから、タイは4月に約70万トンの米を輸出する見込みだと指摘した。さらに、タイバーツの下落により、国際市場におけるタイ米の競争力が高まりました。

（出典：タイメディア）