トヨタ・ヤリス、タイでの販売を一時中止

タイ・インフォメーション・ネットワークは4月30日、タイのメディア報道によると、トヨタは最近、側面衝突試験（UN R95）の問題により、タイとマレーシアで生産されたヤリス・アティヴの納入停止を発表したと報じた。

日本のトヨタ自動車の子会社であるダイハツ工業株式会社（ダイハツ）が、このヤリス Ativ の車体開発と認証テストを担当していると報じられています。トヨタグループとダイハツは、試験に問題が見つかったため、該当車両の納入を一時停止し、検査認証機関に報告して、納入予定のトヨタ ヤリス Ativが側面衝突試験（UN-R95）のすべての要件に従って再試験を受けるよう要請することに合意した。

4月28日に行われた別の側面衝突試験では、この一連の試験車両はUN-R95の要件を満たしました。トヨタグループとダイハツ工業は、タイに納入する車両が日本での再検査が必要となるため、タイでのヤリスATIVの販売を一時停止すると発表した。同社は関係部門の指導と承認のもと、できるだけ早く車両を納入する予定だ。

これに対し、トヨタ自動車の豊田章男会長は「ダイハツ工業の不適切な行為は、自動車生産において最も重要な安全問題に関わるものであり、深くお詫び申し上げます。トヨタグループは、当該車種を所有する世界中のお客様、販売店、関係者の皆様にご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。今回の問題はダイハツ工業だけの問題ではなく、トヨタブランドの乗用車に関係するものである。トヨタグループでは、調査委員会を設置し、徹底した事実収集と徹底した真相究明、真実の追求、再発防止に向けて徹底調査を実施してまいります。現在、試験準備プロセスの不備の原因は引き続き調査中であり、グループは後続の調査結果を適時に公表する予定です。

（翻訳：周書悦、4.0翻訳ワークショップ、レビュー：wan、出典：bangkokbiznews）