チェンマイは災害地域とみなされていますか？瀬田：そんなこと言わないでよ、観光客が怖がって逃げちゃうから…

3月5日のタイメディアの報道によると、セタ首相は、大気汚染が深刻化しているにもかかわらず、チェンマイの観光産業に打撃を与えることを懸念し、政府はチェンマイを災害地域に指定しないことを決定したと述べた。

セタ氏はツイッターで政府の決定を擁護し、さまざまな関係者の助言に耳を傾け、チェンマイを災害地域に指定することは、特に災害地域を旅行中に問題を抱えながらも保険でカバーされていない外国人観光客を失うことになるだろうと結論付けたと述べた。同氏は、チェンマイの大気汚染問題に取り組む方法は他にもあるため、政府は人々の生活に最もリスクの少ない方法を採用することに決めたと述べた。

首相はまた、政府が日曜日に国立公園・野生生物・植物保護局（DNP）に山火事対策のための資金を提供したと指摘した。これは政府が過去に承認したことのない予算であり、承認された額は災害リスク軽減のために割り当てられた資金よりも多かった。

チェンマイ県全域で大気汚染が悪化しているにもかかわらず、政府はチェンマイを災害地域に指定することを拒否したとして批判されている。実際、チェンマイの空気の質は日曜日に世界最悪のレベルにランクされた。旅行代理店は政府の決定に同意したが、地元住民の健康への影響にもかかわらず、同州を災害地域に指定する計画に反対する企業も多くあった。

チェンマイ観光委員会のパンロップ会長はフェイスブックで、3月1日から16日までの間に5万2000人以上の観光客がチェンマイを訪れ、10億バーツ以上の経済効果をもたらしたと述べた。チェンマイが災害地域に指定されれば、外国人観光客は来なくなり、経済に打撃を与えるだろう。同時に、大気汚染は未解決のままです。

42の省都でPM2.5汚染物質の危険なレベルが報告され、北部の19の省都すべてで微粒子塵の高濃度が報告された。メーホンソン県では山火事の影響で大気汚染が急増し、月曜早朝にはPM2.5の濃度が1立方メートルあたり294マイクログラムに達し、北部で最高となった。

（翻訳：周南、4.0翻訳工房、校正：岳漢、出典：Mathon）