タイ、ミャンマー問題の解決促進のため7カ国による非公式会合を主催

タイメディアの報道によると、タイ外務省報道局は6月19日、ラオス、カンボジア、ミャンマー、インド、中国、ブルネイ、ベトナムの7カ国の高官がタイに集まり、ミャンマー問題について非公式協議を行ったことを明らかにした。

タイ外務省は、この非公式会合がASEANによるミャンマー問題の解決の加速に役立つだろうと述べた。タイは、2022年にカンボジアの首都プノンペンで開催される第55回ASEAN首脳会議で、ミャンマー問題の平和的解決に向けて、政府間会合や学術会議などを含むASEAN諸国との対話に取り組むことを提案した。さらに、タイはこれまで何度もさまざまな形の非公式協議を開催しており、これまでに2回の閣僚会合も開催している。今年、タイの副首相兼外務大臣は、ミャンマー問題についての徹底的な議論のため、ASEAN外相をタイに招集した。同時に、この会合は、ミャンマーの内政問題に影響を受けるタイのビジネスマンに、ミャンマーの経済大臣と直接対話する機会も提供する。タイはまた、相互協力と信頼を強化して問題を解決するために、平和的手段でミャンマー問題を解決したい関係者を対象に、国際犯罪などの重要なテーマに関するセミナーを何度も開催してきた。

対話は世界外交の重要な手段の一つです。タイは平和的手段によるさまざまな問題の解決を重視しています。ミャンマーから2,400キロ離れた隣国として、タイはミャンマーとの対話を通じて、国境紛争、国境貿易、麻薬密輸、通信詐欺などの国境を越えた問題の平和的解決を見いだすことを望んでいます。また、タイはASEAN諸国として初めて人道支援作業部会を設置し、今後も世界や国連機関と積極的に連携し、ASEANや他の国際機関と協力してミャンマーへの人道支援に努めていきます。

（翻訳：Long Haining、4.0 Translation Workshop、レビュー：wan、出典：matichon）