タイ人男性が有名な国際組織のメンバーを名乗り、女性を騙し、マネーロンダリングの疑いがある

タイメディアの報道によると、タイ警察と関係部局は7月18日、バンコクのバーンカピ郡でウタラディット県出身の31歳の容疑者Aを逮捕した。彼は詐欺や犯罪組織へのマネーロンダリングなどの違法行為の疑いがあり、法律に基づいて刑事拘留されている。

事件は2023年2月19日に発生したと報じられている。被害者は、ベトナム軍の軍医であり、北大西洋条約機構でも役職に就いていたと主張する容疑者Aとインスタグラムを通じて知り合った。二人は仲が良かったため、お互いにラインで友達追加し合い、次第に被害者は容疑者Aに好意を抱くようになった。その後、容疑者は、被害者がタイで自分と一緒に暮らす必要があり、自分を助けることができるのは被害者だけであり、国連機関に異動してタイで働くことができると言い訳して、被害者に1万タイバーツを指定口座に振り込むよう要求した。被害者は容疑者の嘘を信じ、金を振り込んだ。警察は、被害者が上記対象口座に異常な送金を行っていることを発見した後、すぐに被害者と連絡を取り、被疑者と対象口座について捜査を行いました。

警察の捜査によると、容疑者Aは上記の手口を使って何度も詐欺行為を行い、計6万バーツの不法利益を得たという。前述の対象口座の口座開設者も容疑者Aだが、実は結婚や交際を餌に専門的に詐欺行為を働く「豚殺し」詐欺集団が開設したもの。容疑者Aによると、銀行口座開設を依頼されたが、開設後に相手がどのような目的で口座を使うのかは知らなかったという。上記の被害者以外にも、多くの被害者が詐欺に遭い、詐欺団に金銭を送金した。警察は被害者からの通報を受けて直ちに捜査を開始し、容疑者Aを逮捕した。警察は今後、Aを詐欺と犯罪組織へのマネーロンダリングの容疑で告訴する予定。

（翻訳：陳延軍、4.0翻訳工房、レビュー：wan、出典：dailynews）