タイ警察は中国の通信詐欺グループを取り締まり、50人以上の中国人を逮捕した。

タイ情報ネットワークによると、タイ警察は3月28日、南部の大規模な中国通信詐欺グループに対する奇襲作戦を開始し、事件に関与した70人以上を逮捕した。そのうち約55人が中国国籍だ。捜査の結果、約1億タイバーツの資金がギャング団の口座を通じて流れていたことが判明した。

捜索は、南部ナコンシータマラート県チャワン郡の大型高級プールヴィラ、ホテル、タウンハウスの3か所で行われた。最初の現場は暴力団幹部の住居で、警察は現場で計20人を発見した。 2番目の場所はギャングが事務所を構えていたホテルでした。

警察は手がかりと捜査に基づき、このギャング団が2023年11月からナコンシータマラート県のホテルに事務所を構え、約20～30人のタイ人と中国人で構成されていたことを突き止めた。詐欺師らは、電話で人々を騙してデジタル通貨への投資やオンラインギャンブルなどのビジネスに参加させ、嘘の話をでっち上げて被害者を信じ込ませ、指定の口座に送金するよう要求した。さらに、このグループは、被害者に代わって詐欺グループを訴えるために弁護士を雇ったと虚偽の主張をし、被害者に資金を違法口座に振り込むよう要求した。

この詐欺団はタイで活動し、多くのタイ人や外国人、主に中国人を騙した。タイ警察は本日午後、この事件についてさらなる発表を行う予定。

（編集：wan）