タイ観光協会：観光ビザの承認時間を短縮するだけでは、観光業界の苦境を解決するには不十分です！

8月11日のタイメディアの報道によると、タイ観光協会は、中国人団体旅行客のビザ発給期間を短縮することは問題の良い解決策にはならないと評価し、タイの観光問題の解決を早めるためにできるだけ早く新政権を樹立したいと考えている。

タイ観光協会のシディワット会長は、中国人観光客のビザ申請を容易にするため、タイ外務省がタイへの観光ビザの申請条件をさらに簡素化したことを明らかにした。ビザ申請に必要な添付書類はパスポート、写真、航空券など6点に削減され、審査期間も14日以内から7営業日に短縮されます。しかし、予備的な推定によれば、講じられた対策は既存の問題を効果的に解決していないことが示されています。ビザ承認サイクルは14営業日から7営業日に短縮されましたが、週末を含めると9日間となり、当初とあまり変わりません。

シディバ氏は、公表されたリストによれば、申請書類は6項目に削減されたが、旅行代理店にとっては、旅行サービスを提供する前に観光客のビザが承認されるのを待たなければならないため、依然としてストレスがかかると述べた。この措置は、問題を十分に解決するものではない。

同氏は、暫定政権ではあまり成果が上がらなかったため、市場を刺激し、観光客の旅行に対する信頼を高めるには新政権が必要だと述べた。新政権が発足すると、それに応じてさまざまな政府政策やビザ申請が調整されることになります。

シディバ氏はさらに、過去7か月間にタイを訪れた中国人観光客の数は合計193万5241人に達し、今後5か月間では中国人観光客の数は月40万～50万人に達すると予想されると述べた。 2023年通年の観光客総数は420万～450万人に達すると予想されているが、タイ国政府観光庁（TAT）が設定した通年目標の500万人にはまだまだ遠く、例年よりもプレッシャーは大きくなるだろう。

（翻訳：黄敏、4.0翻訳ワークショップ、校正：岳漢、出典：Mathon）