数日間の追跡の後、タイ警察は台湾の麻薬王数名を逮捕した。

タイのメディア報道によると、警察は最近、麻薬の製造と密売に関与した人物がいるとの報告を一般市民から受け、国際的な麻薬密売グループが国外への麻薬密輸を準備している疑いがあるとのことだ。警察はすぐに人員を派遣し、麻薬輸出指令センターの拠点となっている高級住宅街の隠れ家まで追跡し、そこで麻薬を隠すために使われた棒をいくつか発見した。

警察は8月17日、中国・台湾出身の李氏と陳氏が不審な行動をしていると知り、直ちに逮捕を命じ、大量のメタンフェタミンとマリファナを押収した。麻薬密輸組織の首謀者であるチェン容疑者と、「詐欺」容疑で指名手配されていたリー容疑者は、バンコクのラートクラバン地区で麻薬（メタンフェタミン、アイス）の違法販売の容疑で逮捕された。

盛氏は台湾当局から「詐欺」の容疑で指名手配されている。リン氏とチェン氏は「麻薬、マネーロンダリング、詐欺、乱交」の容疑で台湾当局に逮捕された。台湾当局が「詐欺」容疑で逮捕しようとしていた朱氏とAさんは、ともに第1類麻薬、第2類麻薬（ケタミン）、第2類向精神薬の違法共同所持の罪で起訴され、サムットプラカーン県バーンプリー郡で逮捕された。

その後、チェン容疑者は警察に付き従い、サムットプラカーン県バーンプリー郡の麻薬製造所を押収した。警察は麻薬製造所を押収した際、大量の麻薬と麻薬製造設備も押収した。今回の逮捕作戦では、合計1,057グラムのメタンフェタミン、10キログラムのマリファナ、5-5ドラッグ29錠、17グラムのケタミン、ハッピーウォーター1袋が押収された。押収後、主犯の陳容疑者は犯行を自白し、麻薬密売活動の詳細を語った。

（翻訳：劉 静明、4.0 翻訳ワークショップ、レビュー：wan、出典：Mathon）