タイのチャロン・ポカパン・グループが明言：CPはシノバックの株式15%を保有していない！

タイメディアの報道によると、タイのチャロン・ポカパン・グループ（CP）は5月25日、政府による中国シノバック社製ワクチンの発注とは直接的にも間接的にも一切関係がないと指摘する釈明声明を発表した。

CPの発表では、最近のオンラインニュース報道がシノバックワクチンに対して懐疑的であると指摘し、CPがシノバックの株式の15%を保有し、政府によるシノバックワクチンの調達に関与していることも報じた。

上記報道に対し、CP社は上記の内容はすべて事実ではないと明言しました。事実は以下の通りです。

シノバックのワクチン購入モデルはG2G（政府間）モデルであり、CPとの直接的または間接的な関係は一切ありません。

さらに、CPはシノバックの株式の15％を保有していません。事実は報道されている通りではありません。実際に15%の株式を保有しているのは、香港証券取引所に登録・上場しているシノバイオファーマシューティカル社であり、CP社はこの会社の株式のみを保有している。

なお、株式を売却したのはシノバックの子会社であるシノバック生命科学であり、株式を売却する理由は、シノバックの生産能力を拡大するために投資を誘致する必要があるからというだけである。

実際、シノバイオファーマシューティカルはシノバックライフサイエンスの株式の15.03%を5億1500万ドルで保有している。これは同社の独自の事業運営であり、CPとは何の関係もない。CPはいかなる株式も保有しておらず、CPにはシノバックライフサイエンスの所有者になる権利はない。

要約すると、CP は香港証券取引所への投資を通じて Sino Biopharmaceutical の株式を保有しているだけであり、Sinovac の決定を管理したり干渉したりする権利はない。チャルーン・ポカパンド・グループは、政府によるシノバックワクチンの購入と直接的または間接的な関係がないことを保証します。将来、誰かが上記の虚偽の情報を利用して誤解を招く情報を広め、チャルーン・ポカパンドに損害を与えたことが判明した場合、チャルーン・ポカパンド・グループは必然的に法的責任を追及します。

（出典：thaipost、翻訳：Zhifou）