【タイとEU、WTOを多国間貿易促進機関にすることを推進】

タイ情報ネットワークによると、ジュリン副首相兼商務大臣はタイ駐在のEU大使ピルカ氏と会談し、以下の4つの問題について話し合ったと述べた。

1. 双方は、世界貿易機関（WTO）を多国間貿易を推進する機関となるよう推進することに合意した。世界貿易改革の加速、漁業補助金の完成の迅速化などについて協議するほか、環境問題、気候変動、プラスチック廃棄物、有機農業などの解決に向けたEUの対策についても協議し、双方はこれらの分野で協力の機会を確立する。タイ政府はバイオエコノミー・循環型経済・グリーンエコノミー（BCG）を推進し、国家有機農業基準を向上させる政策を掲げているからです。

2. 双方は、タイ・EU自由貿易協定の交渉プロセスを促進し、タイ企業に貿易拡大の機会を提供し、EU投資を誘致し、雇用機会を増やし、流行後の国家経済を活性化させることで合意した。

3. 双方は、WTOが流行の緩和、特にワクチンの配布と促進においてより大きな役割を果たすべきであることに合意した。朱林氏はEUとの協力の意欲、2021年11月30日から12月3日までジュネーブで開催されるWTO閣僚会議への支持、多国間貿易体制の構築への自信を表明した。

4. タイは、流行によって引き起こされたビジネス危機を反転させ、ビジネス分野に新たな機会を創出するために、7月から12月にかけて貿易促進活動を開催し、EUの起業家を仮想見本市やオンラインビジネスマッチング（OBM）などのオンライン貿易促進活動に参加するよう招待する予定です。 2020年、タイとEU（27カ国）間の貿易額は330億米ドル（約1兆バーツ）に達し、タイの世界との貿易総額の7.56％を占めました。タイのEUへの総輸出額は176億3,714万米ドル（約5,500億バーツ）に達し、EUからの総輸入額は154億9,677万米ドル（約4,800億バーツ）に達しました。 2021年、タイとヨーロッパ間の貿易総額は128億7,986万米ドル、または約3,883億1,920万バーツに達した。

（出典：Matichon online 翻訳：Lucine）