[タイの専門家は、タイでの流行は憂慮すべきものであり、国民はできるだけ早くワクチン接種を受ける必要があると指摘している]

タイ情報ネットワークによると、今日（6月15日）、バンコクのウィチャイユット病院の呼吸器疾患専門医であるマノン医師は、疫学者は各国の流行の広がり、つまり流行が改善しているか悪化しているかを示すために3つの指標を使用しているとフェイスブックに投稿した。

1. 感染者数と入院者数。タイでは4月初旬以降、17万3000人以上の感染者と1390人以上の死者が出ている。感染者数は今も毎日2,000～3,000人ずつ増加しており、死亡者も毎日20～40人ずつ出ている。

2. R 0 （RゼロまたはRゼロ）という数字は、新型コロナウイルスの広がり（再生産率）、つまり1人の感染者から何人に感染するかを表しています。 R値が1より大きい場合、新規感染者数は増加し続け、R値が1未満の場合は、新規感染者数は減少し続けます。 4月初旬からの流行第3ラウンドでは、タイのR値は約1.6となり、新規感染者数が増加し続けていることが示された。

3.新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた人の数。人々がワクチンの初回接種を受け、さらに接種を重ねるにつれて、感染拡大を阻止できる可能性が高まります。現在、約470万人（約6.8％）のタイ人がワクチンの1回目の接種を受けており、2回目の接種を完了したのは約170万人に過ぎない。タイは人口の70％にワクチンを接種するという目標にはまだ程遠い。

タイの現在の流行状況は依然として憂慮すべき状況であり、感染者数は世界ランキングで増加し続けており、現在は世界で79位となっている。

ワクチンの副作用はワクチンのメリットに比べると非常に少ないため、タイ国民はワクチン接種のプロセスを迅速化し、できるだけ早くワクチン接種の予約を取り、躊躇せずに協力する必要があります。

同時に、マスクの着用を継続し、距離を保ち、密閉された、換気の悪い、混雑した場所に滞在することを避け、頻繁に手を洗ってください。

（出典：tnnthailand 翻訳：Lucine）