タイ政府は、建設労働者が他県に流出するのを防ぐため、起業家との協力を求めている。

6月26日のタイメディアの報道によると、タイ首相府のアヌチャ報道官は、プラユット首相が6月25日、感染症対策センターの小規模な会議で、ウイルスの拡散を防ぐため、バンコクとその周辺の南部4県（パタニ、ヤラー、ナラティワート、ソンクラー）の建設現場を閉鎖することを提案したことを明らかにした。この措置を受けて、政府は労働省に対し、起業家に代わって建設現場労働者の経費と補償の問題を処理するよう指示した。しかし、1か月の閉鎖期間中、労働者は立ち入り禁止区域内にいなければならず、労働省は労働者の名前を毎日確認する。労働者がキャンプ内にいないことがわかった場合、リストは削除される。

アヌチャ氏はさらに、労働省は内務省と連携して地域を深く訪問し、起業家と面会して政府の支援策を理解し明確にすると述べた。建設現場の閉鎖期間中、起業家は政府部門と協力して労働者の移動を防ぎ、労働者が他の州に戻ることを許可しないようにする必要があります。労働者の食事や福利厚生の世話は政府機関に任され、警察はあらゆる建設現場の安全を厳重に監視するよう求められた。労働省は労働者の賃金の50％、すなわち失業手当の救済措置を提供するが、その前提条件は労働者が建設現場にいる必要があるということだ。

また、アヌチャ氏は、バンコクとその周辺地域で新型コロナウイルスの新規感染者数が引き続き増加しているとし、政府は各県に監視と予防の準備を要請したと述べた。農村部の医療ボランティアや地方自治体職員に対し、バンコクや深刻な伝染病が発生している県から人々が出国する際には注意するよう注意喚起するなど、疾病管理を厳格に実施する。また、適切な隔離ポイントを追加し、高リスクグループのスクリーニングに重点を置くことを検討してください。感染例が見つかった場合は、できるだけ早く検査、制御、治療を行う必要があります。

（出典：thaipost、翻訳：スパイシーソース）