タイ赤十字社はモデルナ社ワクチン100万回分を国民に無料で提供する予定

タイ情報ネットワークによると、タイ赤十字の事務総長は、赤十字が購入したワクチンはmRNAワクチンであることを明らかにした。赤十字は4月からワクチンの発注に向けモデルナ社のワクチン製造会社と直接交渉してきたが、製造会社は政府機関との協定契約を結ぶ必要があると指摘した。政府の製薬組織は同社とワクチン500万回分を販売する調達契約を締結した。しかし、政府製薬組織は、製造会社と最初に購入交渉を行ったのは政府機関であるため、赤十字に100万回分を割り当てると述べた。残りの400万回分のワクチンについては、政府の製薬組織の配布計画に依存することになる。

なお、製造会社は今年第4四半期にワクチンを納入する予定であると通知しているため、モデルナ社のワクチンが一般向けに提供されるのは今年末になると予想され、赤十字が一般人に無料で接種を行うことになる。

ワクチン100万回分の購入予算については、赤十字がすでに一部を確保しており、政府に支援を要請している。また、一般市民からの支援も準備しており、社会寄付のチャンネルについては後日発表する予定だ。

（出典：TNA、Zhifou編集）