タイの隔離ホテルで火災が発生し、80人以上が急いで避難した。

タイ情報ネットワークによると、10月6日午後9時頃、バンコク近郊サムットプラカーン県の隔離ホテルで火災が発生した。ホテルに隔離されていた80人以上が慌てて避難した。幸い死傷者はいなかった。

サムットプラカーン県バンケーオ警察署の警察官らは、同日午後9時ごろ、一団の人々がホテルから必死に逃げており、内部で火災が発生している可能性があるとの通報を一般市民から受けたと述べた。その後、周辺の消防隊と慈善団体のスタッフが救助のため現場に急行した。事件が起きたホテルは現在、外国人入国者向けの隔離ホテルとして利用されており、ホテルの地下はビリヤード場として利用されているという。ホテルのスタッフは、地下室から濃い黒煙が出ているのを発見し、ホテルに宿泊していた80人以上に避難を命じたと述べた。

防護服を着たシャンタンのボランティアが現場に非常線を設置し、部外者の接近を禁止した。消防士らは約30分で火を消し止めた。警察によると、当初火災の原因は電線の故障と推定されたが、幸い火はすぐに鎮火し、死傷者は出なかった。警察は今後、科学技術関係者と協力して火災の詳しい原因を調査し、関連法に基づいて次の手続きを進める予定だ。 （hushによる編集 出典：Sanook）