2024年の世界における自由：タイは不自由から部分的に自由へ

タイ情報ネットワークニュース：タイメディアの報道によると、3月3日、米国フリーダム・ハウスは2024年の世界自由度指数を発表し、タイが不自由な国から一定の自由がある国に向上したことを示した。タイの総合スコアは昨年の30点から100点中36点に上昇した。タイの状況は5月の総選挙でいくらか改善した。

フリーダム・ハウスは、タイが不自由な国から部分的に自由な国へと変貌を遂げた主な要因は、議会制度の安定と野党による新たな連立政権の樹立であると指摘している。現在の上院議員は選挙で選ばれていないが、この仕組みにはマイナス要因があり、最多得票の政党が排除される結果となっている。

フリーダム・ハウスは、評価を、選挙プロセス、政治参加と政治的多元主義、そして政府の機能をカバーする政治的権利の 2 つのカテゴリーに分類しています。この分野では、タイは12ポイント（最大40ポイント）を獲得し、タイの総合スコアが最も向上した分野となった。もう一つのカテゴリーは公民の自由であり、表現と信仰の自由、コミュニケーションの権利と組織への参加の権利、法の支配、個人の自由と個人の権利をカバーします。 タイは昨年と同じ24ポイント（最高60ポイント中）しか獲得できなかった。

フリーダム・ハウスは昨年のデータで、世界平均の自由度は18年連続で低下し続けており、世界52カ国（世界人口の5分の1を占める）で政治的権利や市民的自由が徐々に低下していると指摘した。報告書によれば、世界の人口のわずか20％が自由な国に住んでいるという。国民の大半、約 42% は部分的に自由な国に住んでおり、38% は自由でない国に住んでいます。

フリーダム・ハウスは昨年の2023年世界自由度報告書で、今年の世界情勢がより良くなることを期待していると表明していた。 しかし、世界平均の自由度は低下し続け、改善されておらず、2023年は非常に悪い年であることが判明しました。

（翻訳：周林瑞4.0翻訳工房、校正：wan、出典：bangkokbiznews）