囚人がアルコール消毒液を飲み物に混ぜて死亡、失明タイの医療専門家：真似しないでください！

タイ情報ネットワークニュース 3月10日 タイメディアの報道によると、タイ矯正局長のアユーブ氏は、ノンクロンプラ刑務所の囚人がソーダを混ぜたアルコールジェル手指消毒剤を飲み、33人の囚人が体調不良、1人が死亡、1人が失明した事件に対応した。

アユーブ氏は、刑務所長から、男性囚人グループが長い休日を祝うためにアルコールジェル手指消毒剤を盗み、飲み物に混ぜ、最終的に病気や死亡を引き起こしたとの報告を受けたと述べた。その結果、刑務所は事件を調査するための調査委員会を設置し、模倣を防止するために全国の刑務所に警告を発した。現在、ノンモーランプー刑務所では、看守の目につきやすい場所にアルコールジェル手指消毒剤を設置しており、囚人がアルコールジェル手指消毒剤を持ち歩いたり、日用品としてアルコールを保管したりすることは許可されていない。

ナコンパトム県保健局のスラポン博士は、通常、濃度70％までのエタノール（アルコール）やメタノールなどの他の有害物質を含むアルコールベースのジェル手指消毒剤を使用しないよう国民に勧告した。エタノールが他の有害物質と混ざり、皮膚から吸収されたり、体内に吸入されると、鼻、喉、頭痛、めまい、眠気、咳、下痢、腹痛、視力低下などを引き起こします。暴露量が多いと呼吸不全や死に至ることもあります。

現在、アルコールジェル手指消毒剤とソーダの混合物を摂取した囚人は治療のためノンブアランプー病院に送られている。スラポン医師によると、2022年1月4日に同様の事件が起きて以来、同病院は計7人の患者を受け入れており、うち1人は治療のために運ばれた際に意識と知覚を失い、その後救助活動が失敗して死亡した。2人は失明し、4人は吐き気や嘔吐などの症状があった。現在、患者6人全員が回復している。

（翻訳：陳立堯、4.0 翻訳ワークショップ、レビュー：wan、出典：Mathon）