タイ貢献党、タクシン元首相の娘パドンダン氏を「タイ貢献家の家長」と発表 政治家コメント：首相指名に一歩近づいた

タイメディアの報道によると、タイ貢献党は3月20日、ウドンタニ県のモンダティップ・コンベンションセンターで「パイ・タイ・ファミリー：大家族、初心」と題するセミナーを開催し、タクシン元首相の娘ベドンダン氏が「パイ・タイ・ファミリー」の当主となり、今後2カ月以内に党員数を800万～1500万人に増やすことを目指すと発表した。

会合では、タイ貢献党の副党首スーティン氏、プラシット幹事長、ティラ報道官が、タイ貢献党のさまざまな時代の歴史を振り返った。ステン氏は、1998年のタイ愛国党の結成は国民に新たな希望をもたらし、国民の信頼を勝ち取り、総選挙に勝利し、タクシン氏が4年間の任期で首相となったと述べた。 2006年にクーデターが起こり、2007年にタイ愛国党は解散した。同党のプラシット幹事長は、タイ愛国党の解散後、政治的空白が生じたと述べた。この間、党員らは不屈の精神で国を前進させなければならないと信じ、共同で「人民の力党」という新しい政党を結成し、国民の信頼を勝ち取った。経済危機とインフレの中、国民の問題を解決するために2007年になってようやく新政権が樹立されたが、同党は2008年に解散した。続いて党報道官のティラ氏が演説し、その後タイ一家が結成され選挙に勝利し、2011年にタイ初の女性首相となるインラック氏が当選したと語った。過去23年間で、タイ愛国党、人民の力党、タイ貢献党は大きな組織に成長しました。私たちはこの大家族を強化し、国民に希望をもたらすために、引き続き努力していきます。

タイ貢献党のチュン・ナム党首は、党員数は2カ月以内に800万～1500万人に拡大する可能性があると述べ、タクシン元首相の娘、パドンダン氏がタイ貢献党の党首になると発表した。タイ貢献党の参加と革新に関する諮問委員会のベドンダン委員長は、同党の次の戦略はあらゆる年齢の人々に参加の機会を与えることだと述べた。もう一つの目標は、新政府を樹立し、独裁政権を排除し、タイ貢献党の政策が人々が尊厳と誇りを持って豊かになることに役立つようにすることだ。さらに、彼女は総選挙に勝つためにタイ貢献党に加わるよう皆に呼びかけ、タイ愛国党時代と同じように1400万票がタイ貢献党に集まると固く信じていた。

国会議員と政党に関する法案の見直し特別委員会の広報担当ソムチャイ氏は、フェイスブックに、タイ貢献党の動きについてコメントを投稿した。

1. 家族という用語は政党よりも広い意味を持ちます。
2. 党員になるには200バーツの党費を支払う必要がありますが、家族は支払う必要はありません。
3. 家族はいかなる条件にも縛られず、政党選挙の支援勢力となることができる。
4. これはタイ貢献党にとって新たな政治ゲームだが、依然としてタイ貢献党が主催するイベントであり、選挙法の規制下にあるため、「特権や利益の付与」の一線を越えるかどうかについては注意が必要だ。
5. ベドンダン氏の「親」としての地位は、首相候補に指名されることに一歩近づいたことを意味する。
6. ベドンダン氏の現在の状態は、前回の登場時ほど明るく鋭敏ではない。ポイント 5 で述べたことが本当であれば、彼は父親 (タクシン) や叔母 (インラック) と同じ強さを持つために、まだ勉強と訓練をする必要がある。

（翻訳：江磊（Four Points Zero Translation Workshop）、hush、校正：hush 出典：Thailand 8、Thairath）