米国は麻薬と武器を密輸していたタイのギャングのメンバー3人を逮捕した。うち1人は空軍将校、もう1人は元陸軍将校だった。

タイ情報ネットワーク通信社ニュース：タイメディアは4月8日、米警察が4月4日と5日に日本人ギャングリーダーの海老沢武司とタイ人3人（タイ人のソンパ、ソンポ、タイ系アメリカ人のスチャン）を逮捕したと報じた。ギャングはヘロインやメタンフェタミンを密輸し、ミャンマーとスリランカの反政府勢力に地対空ミサイルを供給しようとしていた。

米麻薬取締局当局は2019年からタイで捜査を続けており、その結果、組織のメンバーがミャンマーの反政府組織ワ軍から輸送されたヘロインや麻薬を背後の「ボス」に密かに販売していたことが判明した。同時に、同組織のリーダーである海老沢武氏は、政府軍との戦いを支援するため、さまざまなルートを通じてタミル・タイガース、ワ州連合軍、ミャンマーのカレン民族解放軍、シャン州軍などの少数民族勢力に繰り返し武器を提供してきた。

逮捕の捜査中、海老沢武司容疑者はDEA捜査官に対し、スーザン容疑者はタイ王国空軍の将軍であり、ソンパ容疑者はタイ陸軍の退役軍人であると語った。米司法省は、4人がどのようにして米国に到着したかについてはまだ説明していない。

（翻訳：Long Haining、4.0 Translation Workshop、レビュー：wan、出典：Mathon）