タイの農業副大臣は、ドリアンが中国に輸出できない問題を解決するためにチャンタブリーを訪れた。

4月14日のタイメディアの報道によると、ドリアンから新型コロナウイルスが検出されて以来、ドリアンの価格が急落し、中国への輸出もできなくなったため、ドリアン農家は非常に不安と心配を抱いているという。タイのプラユット・チャンオチャ首相兼国防相は事件を知り、直ちにマナニャ農業副大臣をチャンタブリー県に派遣し、果物農家や輸出業務に携わる人々が直面している困難を解決するための現地調査を実施した。

その後、タイのマナニャ農業副大臣、中国認証検査集団（CCIC）、タイ国家農産物食品基準局、チャンタブリー県第6地区農業研究開発局がチャンタブリー県に調査に赴いた。関係者によると、今年のドリアンの生産量は14万トンに上り、5月上旬には中国市場に大量に輸出される予定だ。しかし、現在、ドリアンから新型コロナウイルスが検出されたため、ドリアンは輸出できず、大半のドリアンがタイに取り残されている。そのため、現時点ではこれらの問題を早急に解決する必要がある。

この問題を解決するため、タイ政府は中国認証検査集団（CCIC）の検査基準に基づいてドリアンの検査を行った。検査に合格すると、「COVID-19フリー」の認証ラベルが貼られ、ドリアン、ドリアンの容器、包装箱は消毒・殺菌された。1つでも基準を満たしていないものがあれば輸出できない。

マナニャ農業副大臣は、ドリアン農家と輸出業務に携わる関係者は、中国認証検査集団（CCIC）の検査に合格すれば、ドリアンは間違いなく中国に販売されると信じるべきだと強調した。中国は現在、さらに多くの検問所を開設しており、これによりタイ製品の中国への輸出が容易になるだろう。

（翻訳：Peng Hua、レビュー：wan、出典：khaodenpradendang）