アルジャジーラがタイの「恐れを知らぬ警察官」パウィンのドキュメンタリーを制作

タイ情報ネットワークは4月23日、「中東のCNN」として知られるアルジャジーラが、タイ第8警察管区の元副部長で2015年のロヒンギャ人身売買捜査チームの責任者だったバウィン少将の行為を基にした「タイの恐れを知らぬ警官」と題するドキュメンタリーを制作したと報じた。

2015年、ロヒンギャの集団墓地事件が勃発。警察のバ・ウィン少将が事件を引き継ぎ、対策本部の責任者となった。対策本部がとった思い切った手段により、事件は非常に順調に進展した。マナス中将を含む違法ビジネスマン、地方当局者、軍や警察のトップなど計103人が逮捕され、裁判にかけられた。警察のバ・ウィン少将が事件の真犯人逮捕に向けて全力を尽くそうとしていた矢先、事件の捜査は妨害され、行き詰まった。バ・ウィン少将もタイ南部国境への異動命令を受けた。さまざまな勢力からの圧力に直面し、バウィンは捜査を打ち切り、移送命令を拒否し、政治亡命を求めてオーストラリアへ逃亡した。現在、バーウィン警察少将はオーストラリアに亡命しており、メルボルンの自動車シート工場で働いて生計を立てている。外国での生活は厳しかったが、バウィンは自分の選択を後悔していなかった。

ドキュメンタリーの最後で、バウィン少将は、国に帰りたいが、首相と国家警察長官の態度、そして問題を暴露するために国内に留まった多くの人々が射殺されたという事実を考慮したと語った。タイに戻りたいという私の願いは、基本的に実現不可能です。

（翻訳：Xuan Ruishu、4.0 Translation Workshop、レビュー：wan、出典：workpointtoday）