タイにおける謎のクロンBA.4とBA.5株の感染例数は49件に達し、その毒性はデルタと同じくらい強い可能性がある。

タイ情報網によると、タイのマヒドン大学ラマティボディ病院メディカルゲノムセンターは6月23日、フェイスブックで、謎のクロンウイルスのBA.4とBA.5亜株が世界的な注目を集めており、BA.4とBA.5株はスパイクタンパク質の変異が多く、人間の肺細胞によく結合できることが判明したと発表した。この状況は過去のデルタ株と非常によく似ている。元の謎のクロンウイルスとは異なり、BA.1とBA.2のスパイクタンパク質は変異しない。

これに対し、タイ首相府の報道官タナコーン氏は、ポルトガル、英国、オーストリア、オランダ、フランス、ドイツなどの欧州諸国で謎のクローン亜種株BA.4とBA.5が流行して以来、プラユット首相は保健省に対し、欧州での流行状況を注意深く監視し、入国する観光客を受け入れるための対応策を事前に計画するよう許可したと述べた。世界インフルエンザ共有データベース（GISAID）のデータによると、タイにおけるBA.4、BA.5、BA.2.12.1の確認症例数は現在、それぞれ23、26、18件となっている。

（翻訳：wan、出典：ch3plus）