路上で妻を焼き殺し、切り刻み、殺害した！タイ人男性は「妻を愛しすぎている」とさえ言った。

タイメディアの報道によると、3月6日、サムットプラカーン県バンプー郡の溝で女性が全裸で死亡しているのが発見された。彼女の体には広範囲の火傷があり、数か所刺されていた。

通報を受けて、サムットプラカーン県バンプー警察署の警察官が直ちに現場に向かった。警察がバンプー工業団地の9Aレーンに入ったところ、溝の中に全裸で横たわった40～45歳くらいの女性の遺体を発見した。遺体には複数の火傷と6箇所の刺し傷があった。警察は現場近くでガソリン１ガロンと焼けた衣服を発見し、証拠として収集した。
目撃者はバラッパという名前で、58歳くらいで、背中と腕に火傷を負っていた。バラパ氏によると、容疑者はバンコクのナンバープレートをつけた白いピックアップトラックでバンプー工業団地の9A通りに入り、アイスクリームを買おうとした後、なぜ下りて取りに行かなかったのかと尋ねたという。 ２人が話していると、胸を布で覆った女性が車から駆け下りてきて助けを求めた。容疑者はすぐに女性を追いかけ、「人のことに口出しするな」と言いながら車内に引き戻そうとした。
その後、容疑者は車に戻り、ガソリンの入ったバケツを取り出し、女性と周囲の人々にかけ、火をつけたため、事件を目撃していた男性も腕に火傷を負った。女性は重度の火傷を負った後、溝に飛び込んだが、容疑者は車に戻り、ナイフで溝に追いかけ、数回刺した後、車で逃走した。
目撃者によると、事件後、容疑者は現場の人々を脅迫していたため、負傷した女性を助けようとする者は誰もいなかったという。

警察の追跡の結果、容疑者は橋から川に飛び込んで自殺を図ったところを本日逮捕された。捜査の結果、容疑者は被害者の夫であることが判明した。彼は警察署の外で待っていた記者たちに、妻を愛しているあまり一緒に死ぬつもりだったと涙ながらに語った。そしてメディアの調査により、この男性は元恋人との別れをきっかけに2014年に自殺を図っていたことが判明した。

故人の友人レック氏によると、故人は不適切な行動をとったことはなかったものの、その男性が極めて独占欲が強く、支配的で、極度の嫉妬心を持っていたため、一度も信頼していなかったという。レック氏はまた、被害者が男性の借金返済を手伝い、犯行時に運転していた車も被害者が購入したものだと付け加えた。亡くなった女性は亡くなる前にその男性と別れ、引っ越したいと考えていた。
犯罪学、行動科学、精神医学、司法行政の第一人者であるトリン・ポラクサ氏は、この男性には暴力行為の前歴があり、それが殺人につながった可能性があると指摘した。
殺人犯は現在、刑法第288条に基づく故意殺人罪（死刑、終身刑、または15年以上20年以下の懲役刑に処せられる）と、刑法第371条に基づき、正当な理由なく公共の場所に武器を持ち込んだ者は1,000バーツ以下の罰金に処せられるという2つの罪で起訴されている。

警察はサムットプラカーン県バンプー地区の犯罪現場を封鎖した。 （写真：スッティウィット・チャユトウォラカン）

犯行現場ではガソリン１ガロンと焼けた衣服の破片が発見された。 （写真：スッティウィット・チャユトウォラカン）