タイ警察、野菜輸送トラック内で不法移民を発見

タイメディアの報道によると、3月12日、スパンブリー県の警察官2人がバンコクに不法入国した外国人を捜索・逮捕していた際、高速道路でナンバープレートのない不審な白いピックアップトラックを発見した。車種はトヨタ・ハイラックス・レボで、トランクには黒い布がかけられ、車体後部のスペアタイヤには野菜が詰まったバスケットが載っていた。警察が検問のため停止するよう合図したが、運転手は拒否して逃走した。警察は4キロ以上車を追跡した後、車を止めた。

警察の捜査によると、ピックアップトラックの運転手は31歳のブラザー。車のトランクからは男性9人と女性4人を含むビルマ人13人が見つかった。さらに、車内からはカンペーンペットのナンバープレートと通帳2冊が見つかった。運転手は、13人の外国人がターク県の国道1351号線のパラムー地区を出発し、カムペーンペット県、ナコンサワン県、チャイナート県、スパンブリー県を経由して、バンコクとサムットプラカーン県を目的地としたと説明した。旅の途中、M氏（仮名）が定期的に電話をかけてきて、外国人の移送の進捗状況を尋ねてきた。

さらに、運転手は不法入国幇助事件に2回関与したことを認めた。1回目はターク県からカンペーンペット県まで人を輸送し、報酬は運転時間と人数に基づいて計算され、1人あたり1,000バーツだった。2回目は国道1351号線のパラムーからナコンサワン県の国道122号線まで人を輸送し、1人あたり1,500バーツだった。今回で3回目の参加となり、報酬は1人当たり2,000バーツ。この運転手は1月6日、外国人をタイに不法入国させた容疑でターク県で逮捕されたと報じられている。他人の不法入国を手助けした容疑で逮捕されるのはこれで3度目となる。

現在、地元警察は、当該運転手と13人の不法移民を拘留しており、移民法（1979年版）第54条および第64条に基づき、不法入国幇助および不法入国の罪で訴訟を起こす予定である。また、当該車両は、さらなる捜査のため地元警察署に送られている。

（翻訳：Li Chenxiu、4.0 Translation Workshop、レビュー：joy、出典：nationtv）