タイの心温まる出来事：配達員が熱中症で気絶、警察が配達を引き継ぐ

タイ・インフォメーション・ネットワークは4月22日、タイのメディア報道によると、タイではここ数日、気温が高く、多くの場所で最高気温が40度を超えていると報じた。 4月19日午後5時頃、45歳の配達員が14歳の娘を連れて客に食べ物を配達していた。天候があまりにも暑かったため、曲がるときに突然めまいを感じ、熱中症で失神した。バイクは破損し、運転手も負傷したが、幸いにも少女は無傷だった。通報を受けたチャナ・ソンクラーム警察署は直ちに現場へ出向き捜査を行った。

負傷者が応急処置を受けるのを待っている間、クリット・サナチャイ警官は配達員の娘から、家には家族が二人しかおらず、父親は娘を家に一人で残すことを心配していたため、学校が休みの間は娘が父親について行って注文を取るのを手伝っていたことを聞き出した。

その後、クリット・サナチャイ警官は少女にテイクアウトの注文をどう処理するか尋ねた。少女は、バイクの乗り方が分からないので、店員に連絡して他のライダーに配達を頼む必要がある、そうすれば今回は配達料はもらえない、と言った。警察官は、事態を把握した後、少女を通じて顧客に連絡を取り、現状を伝えた上で、負傷した乗客に代わって注文品を届けるよう自ら要請した。配達が完了した後、警察は少女に連絡を取り、注文品は配達され、持ち帰り用の箱とバイクは警備室に置いてあること、そして父と娘は医者に診てもらった後に戻って車を取りに行けることを伝えた。

（翻訳：Lu Panning、4.0 Translation Workshop、レビュー：joy、出典：dailynews）