タイ警察副長官の元妻が連続殺人容疑で逮捕？彼は2年間で7～9人を殺害した可能性がある。

タイ情報ネットワークによると、最近、カンチャナブリー県出身のコイさんという32歳の女性が、警察副署長の元妻であるアムさんとともに動物を放して善行をするためにラチャブリー県へ行ったが、コイさんは不審な死を遂げたという。コイさんの死後、彼女が所持していたLVのバッグ、現金4万バーツ、携帯電話2台が消えた。同時に、法医学者は死亡した鯉の体内からシアン化物も検出した。さらに、最後に被害者と一緒にいたアムもこの事件の最大の容疑者となった。

コイさんの死亡事件は世間の注目を集め、ラチャブリー県、カンチャナブリー県、ナコンパトム県の6件の事件の被害者の家族が警察に共同で告訴するに至った。これは、各事件の死亡状況がコイさんのものと似ており、全員が心不全で亡くなり、死亡者は生前アムと一緒にいたためである。

警察はその後、容疑者アムを「計画的殺人」の逮捕状で逮捕し、重要な証拠である「シアン化物」の瓶を押収した。しかし、アム容疑者は供述の中で全ての容疑を否認した。一方、彼女の弁護士は、アムさんは死亡とは何ら関係がないと主張した。

中央捜査局のジラポン中将は4月25日、予備調査の結果、被害者7～9人がアム容疑者と外出後に死亡し、大半の死者は病院に搬送される前に意識を失っていたことが判明したと明らかにした。警察は現在、それぞれの死亡状況を確認中。死亡者の中には女性警察官が2人含まれており、うち1人は警部級の警察官だった。警察は、死亡者の死後、資産約140万バーツが紛失したことを発見した。

同日、タイ国家警察のスラチェット副長官は、中央捜査警察が「七つの事件と九つの命」事件で逮捕状を裁判所に申請しており、未解決の事件がまだ6件残っていることを明らかにした。スラチェット警察長官がナコンパトム、カンチャナブリー、ラチャブリー各県の警察と合同会議を開いたところ、一連の事件から2年が経過しており、殺人犯を裁くためには証拠の相関関係を整理することが鍵となることが判明した。

スラチェット警察長官は、逮捕状を申請する際に裁判所に提出された重要な証拠は、死者の体内にシアン化物があったことを示す検査報告書と、容疑者アムの自宅裏にあったシアン化物の瓶であると述べた。事件の動機は、被疑者が被害者の財産を欲しがっていたことにあるとみられ、殺害されたのはいずれも犯人の周囲の人々、警察署のアパートに住む警察官らだったことから、犯人は相手が金持ちかどうかは明確に把握できたとみられる。

（翻訳：wan、出典：thethaiger、cha7hd_news、Komchadluek）