タイ警察はチェンライ県の倉庫に保管されていたバイク数台を密輸の疑いで押収した。

タイ・インフォメーション・ネットワークは5月6日、タイのメディア報道によると、昨夜、タイ軍と警察が税関、検問所、その他の部門と協力し、タイ・ミャンマー国境のチェンライ県メーサイ郡にあるメーサイ川のほとりの倉庫を捜索したと報じた。

警察の捜索で、倉庫にはさまざまなメーカーのバイクが計15台保管されていた。バイクは比較的新しい状態で、ナンバープレートは複数の都道府県のものだった。バイクには鍵が差し込まれており、中には住宅ローンの転売や分割払いの書類が入ったものもあった。また、倉庫の奥にはメッサー川に通じる秘密の扉があり、川岸まで数段の階段が伸びており、その脇には解体された有刺鉄線が積み上げられている。

同じ頃、倉庫内でメーサイ県出身のパンという名の30歳くらいの男が発見された。彼は倉庫の警備員だった。彼は倉庫を警備し、夜間に倉庫内のバイクをメーサイ川の対岸まで運ぶために雇われ、1台につき3,000～5,000バーツの報酬を受け取っていたと語った。警察はまた、男のバッグの中に精神異常者の薬3錠を発見し、直ちに男を逮捕した。警察は捜査と証拠収集の後、バイク関連の証拠を名西税関検査所に保管し、その後の捜査に当たった。

これまでにも倉庫から多数のバイクが密輸されていたと報じられている。雨期前は川が浅いため、荷馬車を使って川を渡ってミャンマーまで物資を運びます。雨期になると水位が深くなるため、ゴムボートを使って運び、ミャンマーの反対側に着くと迎えに来る人もいます。

これに先立ち、警察は3月2日に倉庫からわずか20メートル離れた家に家宅捜索を行い、100台近くのバイクを押収した。バイクはどれもほぼ同じもので、比較的新しい状態で、鍵も差し込まれていた。家にはメサイ川に通じる秘密の通路もあった。

（翻訳：李清玄、4.0翻訳ワークショップ、レビュー：joy、出典：nationtv）