タイでは多くの外国人男性が僧侶に変装して施しや食べ物を乞うていた。

タイメディアの報道によると、サムットプラカーン県の地元住民が警察に、国籍不明の男数人が僧侶に扮し、托鉢をした後寺院に戻らず、タイ・バンマイ郡のシワフリーマーケット裏の荒れた地域へ行ったと苦情を申し立てた。同時に、僧侶に扮してさまざまな村や集落で施しを乞うカンボジア人男性も発見された。男性はわずか2時間で約720バーツを稼ぎ、そのお金で酒や麻薬を買った。

警察の捜査により、この男性らはカンボジア国籍で、パスポートや身分を証明する書類を所持していなかったことが判明した。彼らが住んでいた場所は、数枚の木材と布で建てられた不毛の森で、生活設備はなかった。警察は当初、3人が関与していると推測したが、警察が自宅に到着した時には3人は見つからなかった。警察は彼らの所在を捜査した後、関与したカンボジア人男性3人を逮捕し、「不法入国」の罪で起訴した。

サムットプラカーン入国管理局のキン・ヴー局長は、将来タイで犯罪者が犯罪を犯すことを防ぐため、国籍不明で僧侶のような服装をし、奇妙な行動をとり、タイ語が話せない外国人を見つけた場合は、直ちに入国管理局に通報するよう国民に呼びかけた。

（翻訳：wan、出典：naewna、Thaipbs）