タクシン区のエアコンが壊れている？ ！

8月23日のタイ情報ネットワークによると、タイ警察病院の院長ソポングラ医師は、タクシン元首相が早朝に突然高血圧と胸の圧迫感の症状を呈したため、刑務所局が治療のため緊急に同首相を病院に搬送したと述べた。この措置は事前に調整されていなかった。

ソペングラ所長は、刑務所の医療チームには一定の能力があるものの、彼の容態には専門的な医療が必要だと述べた。また、刑務局病院の医療設備が限られていることを考慮し、移送措置を講じる必要がある。タクシン氏が警察病院に搬送された際、血圧が170mmHgまで急上昇し、当初はCOVID-19患者の隔離に使用されていた14階に緊急移送された。現在、タクシン氏の選挙区のエアコンは故障しており、2台の扇風機でしか換気できない。さらに、彼の病棟は外が見える側にはなかった。

治療に関しては、医師らはタクシン氏に生理食塩水による治療を施し、心臓、肺、心血管疾患を専門とする6人の医師からなる医療チームを編成した。規則によれば、16歳未満または70歳以上の患者は手錠やその他の拘束具を着用する必要がないため、治療がスムーズに進むようにタクシン氏もそのような拘束具を着用しなかったことは注目に値する。

ソペングラ医師はさらに、医療チームがタクシン氏の海外での治療に関する医療記録を調査していることを明らかにした。詳細を明らかにするのは都合が悪いが、医療記録によればタクシン氏が継続的に治療を受けていることは確かだ。同時に、ソペングラ院長は、高齢患者の治療において、病院は社会が主張するような差別的な態度をとらなかったことを強調した。当病院は高齢患者を常に同じ基準で治療してきました。

タクシン氏が警察病院で治療を受けている間、刑務所局の職員3人が彼の治療を担当し、病院周辺の警備は地元警察が担当していた。ソペングラ局長は、タクシン氏の症状は前夜に比べて改善しているものの、依然として人工呼吸器の助けが必要であり、血圧も上昇していると付け加えた。彼はコミュニケーションをとることはできたものの、呼吸困難が続いていた。医療スタッフは引き続き彼の症状を注意深く監視し、現時点では病院への訪問者は許可されていない。親族がタクシン氏を私立病院に移送することを希望する状況については、刑務所局が決定することになる。

（翻訳：wan、出典：thansettakij）