タイ保健省はワクチン接種後に28人が死亡したと発表したが、調査の結果、死亡者のうち12人は実際にはワクチンとは関係がなかったことが判明した。

タイ情報ネットワークによると、6月9日に行われたタイ国家疫病記者会見で、保健省疾病管理局の医師チャウィサン氏が、国家的なワクチン接種開始後に発生した副作用について明らかにした。同氏は、全国で６７５万６４９３回のワクチンが使用されたと述べた。ワクチン接種後の副反応を検出するシステムの統計によると、ワクチン接種後に死亡した人は計２８人だ。そして専門家の判断により、実際に死亡した12人はワクチンとは関係がなく、ワクチンの影響によるものではなかった。

また、ワクチン接種による死亡が発生したら、原則として死因を明らかにする必要があるとし、そのため、制度ではまずこの情報を収集し、その後地区レベルの専門家グループを設置して、死亡者の実際の死因がワクチンと関係があるかどうかを詳しく調査すると述べた。なぜなら、実際にはワクチンと関係のない死亡もあるからだ。

今朝、バンケン地区の女性がワクチン接種後にひどい頭痛を発症し、最終的に死亡したというメディアの報道については、国民はワクチン接種後の自身の症状に常に注意を払うべきだと答えた。症状が重い場合は、待たずにすぐに医師の診察を受けるように。

（出典：Sanook、編集：Zhifou）