貧しい学生を助けるためのタイのロックスターの「チャリティーラン」がネット上で論争を巻き起こす！

タイ情報ネットワークによると、最近、タイのロック界の王者トゥーン・ボディスラムは「カオコンラカオ財団」を通じて、109人の貧しい学生を支援するチャリティーバーチャルマラソンプロジェクト「109 Words of Thanks」を開催すると発表した。しかし、このプロジェクトが発表されると、ネットユーザーの間で白熱した議論が巻き起こり、「トゥーン兄さんはなぜマラソンを走るのか」はタイのツイッターのホット検索トレンドリストでもトップに立った。

トゥーンは貧しい子供たちを助けるための資金を集めるために年間を通じてマラソンイベントを開催しており、ネットユーザーの中には彼の意図に賛同する人もいる。しかし、ネットユーザーの多くは、トゥーンが長年行ってきたことは構造的な問題の解決に失敗したと感じている。これらの問題を直接解決する責任がある機関は政府だが、政府は持続可能な方法で問題を解決したことは一度もない。トゥーンが何回マラソンを走っても、貧困の問題は残ります。

なかでも、あるウェブサイト上で有名バラエティ番組の元職員が「連邦議会の上院議員250人の給料が奨学金として使われ、学校に通えない学生を助けられるなら、250キロでも走る」と投稿したコメントが話題になった。

ネットユーザーの中には、「トゥーンの意図は良いが、これは政府の責任であるべきだ。貧困層の子供は109人だけではなく、全国にたくさんいる。しかしトゥーンは、貧困層の子供を支援するためにマラソンを走ることよりも価値のあることをした。良い政府がどうあるべきかを国民に伝えた。他の国では、子供たちは一銭も使わずに大学を卒業するまで無料で勉強できる。貧困層の子供が学校に通ったり医療用品を買ったりできるようにマラソンを走る必要がある人はいないと思う」とコメントした。

（出典：Sanook、翻訳：wan）