タイ、国際スポーツイベント開催禁止解除に向けドーピング規制法の改正を加速

12月24日のタイ情報ネットワークによると、タイ首相府のタナコーン報道官は、プラユット首相が現在、世界アンチ・ドーピング機関によるタイの国際スポーツイベント開催の1年間禁止措置の問題の解決を急いでおり、世界アンチ・ドーピング機関の基準に関する24の条項を含むドーピング管理法の改正を急いでいることを明らかにした。法案は12月28日に閣議に提出され、審議される。閣議決定が可決されれば、2022年1月中に関連法が制定される。

タナコーン氏は、政府が一連の法改正手続きを完了した後、世界アンチ・ドーピング機関と調整し、タイが規定より早く国際スポーツイベントを開催することを禁じる1年間の規制を解除するよう同機関に要請すると述べた。さらに、世界スポーツ裁判所に仲裁を申し立てる予定である。

今年10月8日、タイは世界アンチ・ドーピング機関の規定に従わなかったため、1年間国際スポーツイベントの開催を禁止されたと報じられている。

（出典：nationtv、翻訳：wan）