タイのトランスジェンダーのネットセレブが首相の肖像がプリントされたTシャツを着て軍に入隊したが、着替えを強制された？軍は事実ではないと主張

タイのメディアの報道によると、タイで有名なトランスジェンダーのネットセレブであるナラさんは、プラユット首相の肖像画がプリントされた服を着てタイの徴兵施設に現れたと主張している。その結果、職員から服を着替えるよう命じられ、そうでなければ徴兵手続きは行わないと言われたという。この事件はタイのネットユーザーの間で白熱した議論を巻き起こし、タイ軍もこれを否定した。

ネットセレブのナラさんは4月6日、タイのプラユット首相の写真がプリントされた白いTシャツを着た写真を投稿した。

彼女はオンラインで、軍人の一部から「規定通りの服装をしていないため徴兵に参加できない」という理由で長袖の服に着替えるよう命じられたと主張した。結局、彼女は黒の長袖シャツに着替えなければならず、気分を害した。

タイ王国陸軍の副報道官シリパン大佐は、選挙管理委員会の委員長とともにこの件を調査したが、職員の誰もネット有名人の告発を証明できず、ナラさんも徴兵場に普通に入場していたため、この件は事実ではないと述べた。

陸軍は、あらゆる性別の人々を尊重しており、特別な服装規定はない、募集に参加する人は自分で適切な服装を選ぶことができると回答した。同時に、軍は性別要件を満たさず、健康診断書を持っていない者を検査するための特別な身体検査場も設置した。

タイ軍は、軍隊の選抜作業は政府が定めた手続きに従って行われていると述べた。軍は徴兵に参加し国に奉仕するすべての国民を尊重しており、軍はいつでも彼らに便宜を図るつもりだ。

（胡暁宇訳、岳漢・中台監修、出典：KomChadLueK Online、khaosod Online）