サメット島で中国人観光客が溺死、家族が救助不能な状態で発見

タイメディアの報道によると、3月7日午前11時、ラヨーン県ペー地区警察署のノンタナダ警部は、サメット島のアオワンドゥアン湾地域で誰かが溺死したとの報告を受けた。警察はすぐに医療関係者と救助隊を派遣して捜査に当たった。

警察が事故現場に到着すると、溺れていたのは意識を失って地面に横たわっている高齢者だった。職員らはすぐに心肺蘇生処置を施したが、心拍は回復せず、溺死と判定された。同行していた家族らは悲しみに暮れた。その後、溺死者の遺体は船上に搬送され、さらなる検査のためラヨーン病院に送られた。

死亡したのは家族とともに旅行中だった61歳の中国人だとみられる。事故前、亡くなった男性は一人で水遊びをしていた。家族が彼の異常な状態を発見し、すぐに救助に向かったが、岸まで連れ戻す前に命は助からなかった。現在、警察は中国大使館にこの件を報告し、遺族に援助を提供する準備ができている。

（翻訳：徐佳4.0翻訳工房、レビュー：wan、出典：Mathon）