タイとラオスは両国間の国境検問所の開設を早め、今年の110億ドルの貿易目標を達成することを目指して協議している。

タイ・インフォメーション・ネットワークは3月17日、タイのメディア報道によると、タイのジラディー商務副大臣、ラオスのケムマニ商工大臣、官民の企業幹部らが、タイの官民企業との経済貿易関係の促進、二国間貿易の促進に向けた協力、2025年までに110億ドル（約3600億バーツ）の貿易目標を達成する方法について協議したと報じた。同時に、両者は、製品価格管理、輸出入管理、貿易円滑化、輸出促進など商務省の業務の実施についても意見を交換した。

ギラディ氏は、今回の会談で、タイ側はラオス当局がタイ国境の12カ所の検問所の開設を早め、タイがラオス経由で中国へ商品、特に果物製品をよりスムーズに輸送できるよう支援することを期待していると述べた。あと1～2か月で果物が豊富に手に入る季節になります。ラオスは関係部署と上記の事項について協議し、引き続きタイ製品の輸送に便宜を図ってまいります。さらに、タイとラオスは協力を推進し、貿易障壁を共同で解決し、流行により減速した国境貿易を回復させる。

ギラディ氏は、タイとラオスの貿易は継続的に拡大していると指摘した。双方が感染症流行前のような貿易協力を実施できれば、貿易額は大幅に増加し、2025年までに両国間の貿易額を110億ドルにするという目標は確実に達成されるだろう。

現在、ASEAN諸国の中で、タイはラオスの最大のパートナーです。 2022年のタイとラオスの貿易額は78億7,900万米ドル（8.52％増）で、うちタイのラオスへの輸出額は45億4,000万米ドル（13.47％増）、タイのラオスからの輸入額は33億3,915万米ドル（2.43％増）であった。国境貿易は両国間の総貿易量の95%を占めています。タイの主な輸出品は精製油、宝石・装飾品、白砂糖、化学薬品、自動車で、主な輸入品は燃料、金、野菜・果物、肥料、化学薬品です。

（翻訳：Tian Jing、4.0 Translation Workshop、レビュー：wan、出典：ch7hd_news）