マレーシア人観光客がバンコクの運転手に「豚のように売られそうになった」？タイ当局が事実を明らかに！

タイ情報ネットワークによると、マレーシアからの観光客が最近、友人らとバンコクを旅行中に経験した「危険な」体験をソーシャルメディアで共有した。彼は空港までタクシーに乗った際、タクシー運転手が一連の不審な行動を示し、タクシー運転手に騙されそうになったと語った。この投稿は多数のネットユーザーやメディアによって再投稿されました。その後、タイ国政府観光庁と観光警察は直ちに関係するタクシー運転手を調査し、対応した。

この観光客は投稿の中で、自分と友人がIxdriveアプリを使ってバンコクで配車サービスを呼んで空港まで行く様子を詳しく語った。車内に入ると、窓ガラスがすべて黒くなっているのに気づいた。運転手は英語で国籍などを尋ね、電話でタイ語で伝えた。

当初、運転手が他の人と話すのは普通だと思っていたが、後になって運転手が個人情報をあまりにも多く明かしていることに気づき、警戒心を抱くようになった。さらに、ドライバーのナビゲーションソフト「グーグルマップ」が示す到着時刻は、携帯電話のナビゲーションソフト「ウェイズ」が示す到着時刻と全く一致せず、ドライバーの警戒心は一層高まった。

タクシーがサイアムセンター付近で渋滞に遭遇した際、観光客はトイレに行くために降車するよう求めたが、運転手はその道路では停車できないとして拒否した。運転手は、道が通行止めになったら近くのガソリンスタンドまで連れて行くと言ったが、観光客たちはさらに不安になり、道路の真ん中で車を降りて荷物を持って立ち去った。

運転手が料金を請求しなかったという事実は、運転手の動機を疑わせた。なぜなら、普通の運転手なら料金を請求せずに乗客を長距離運ぶことはないからだ。

マレーシア人観光客が自身の体験をネット上で共有したところ、多くのネットユーザーの注目を集め、メディアも駆けつけて報道し、「タイでは逮捕者が頻発している」「タイに旅行すると売られるかもしれない」など、ネット上では物騒な発言が相次いだ。

タイ国政府観光庁と観光警察はこの事件を知り、すぐに事件に対処し、関係するタクシー運転手を調査し、観光客からのいくつかの質問に答えた。

1. このタクシー運転手には犯罪歴はない。彼の本業は医療機器サービスであり、オンライン配車サービスは家族の経済的安定を維持するための単なるパートタイムの仕事である。
2. ナビゲーションルートや時間の不一致について、運転手は、自分はタクシー配車ソフトのGPSナビゲーションを使用していたが、観光客は別の地図アプリを使用していたため、ナビゲーションルートが異なる可能性があると説明した。さらに、道路の渋滞により、ナビゲーションルートも変化しました。
3. 観光客がトイレに行くためにバスを降りようとしたが運転手がそれを許可しなかったという問題について、運転手は当時その道路部分は非常に狭く駐車は不可能だったと説明した。彼は彼らを最寄りのガソリンスタンドに連れて行くことを申し出たが、観光客たちは近くのショッピングモールのトイレに行くことを主張した。
4. バスに乗り込んだ後、観光客は運転手が電話でバス内の状況を知らせてきたと話した。運転手は、その日従兄弟が交通事故に遭い、さまざまなクレームやその他の問題に対処する必要があったため、電話を切らなかったと説明した。乗客を早く目的地に送り、その後、そこに行って対応を手伝いたいと思ったという。

タイ国政府観光庁と関係部局は、観光客の安全は常に最優先事項であり、観光客が安全で快適な旅行体験を楽しめるよう、今後も管理を強化していくと述べた。

（翻訳：jinda）