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日本共産党元党首の不破哲三氏が95歳で死去

日本共産党元党首の不破哲三氏が95歳で死去

日本共産党元党首の不破哲三氏が12月30日(火)、急性心不全のため都内の病院で死去した。95歳。

不破氏は党の「理論的支柱」の一人として知られ、日本共産党の現実的で柔軟な方針を確立し、2003年に議員を引退した後も党に強い影響力を維持した。

田村智子現代表は不破氏の政策路線を継承しているため、同氏の死去が党運営の方向性に大きな影響を与える可能性は低い。

不破氏は1930年1月に東京で生まれ、本名を上田健次郎という。1947年1月に入党し、1953年3月に東京大学理学部を卒業した。

卒業後は、現在の日本基幹産業労働組合連合会の主要メンバーとして活躍し、1964年3月に日本共産党本部に勤務し始めた。

彼は1969年12月に国会の下院である衆議院に初めて選出された。

不破氏は1970年7月、40歳で共産党書記局長に任命され、党の理論面で当時の党首・宮本顕治氏を支えた。

彼は1982年7月に党執行委員会の議長に就任し、2000年11月に党中央委員会の議長に就任した。

不破氏は2003年10月に国会議員を引退した後も、2004年1月に党綱領の本格的な改定を主導し、天皇制や自衛隊を当面容認するなど党として現実的な立場を打ち出した。

2004年9月に日本共産党社会科学研究所所長に就任した。

不破氏は2006年1月に高齢のため中央委員長を辞任したが、中央委員としては留任した。

2024年1月、中央委員会を離れ、名誉役員に就任。

不破氏は趣味であったハイキングをはじめ、社会主義や文学の研究など、さまざまな分野で多くの著書を執筆した。

不破氏の死去を受けて火曜日に発表された声明の中で、日本共産党中央委員会の現委員長である志位和夫氏は「偉大な功績を残した指導者を失った深い悲しみ」を表明した。

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