タイの最低賃金は4月に再び上がるのでしょうか？ 400バーツまで上昇すると予想 - Vision Thai

【タイ情報ネットワークTaiguo.info】タイのピパット・ラチャキットプラカーン労働大臣はこのほど、タイ三者賃金委員会の委員長で労働省事務次官のパイロジ・チョティカサティエン氏が管轄下のグループに最低賃金の算出方法の見直しと、一部地域と職種の最低日給引き上げの可能性の検討を命じたと明らかにした。早ければ4月にも再度引き上げられる見込み。引き上げ後、一部地域の最低日給は400バーツに上がる。

ピパット労働大臣は昨日（1月31日）、「委員会は最終的に調査結果の報告書を受け取ることになる。4月には良い知らせがあると思う。地域や職種によっては、最低賃金が1日400バーツに上がる可能性がある」と述べた。労働省の事務次官パロジ氏は、委員会のグループが新たな最低賃金を算出するために経済、社会環境、現在の賃金率、生活水準、従業員の支出に関する調査を実施し、今週事前会議が開催される予定であると指摘した。

三者賃金委員会は、労働省次官を委員長として計17名で構成され、委員長を含めて政府側代表が計7名、残りは資本側と労働側からそれぞれ5名ずつの代表である。タイは今年1月1日に最低賃金を引き上げ、平均で約2.4％上昇したと報じられている。現在の最低賃金は1日330バーツから370バーツの間である。その際、セトゥラ首相は今後さらに賃金調整が行われるだろうと述べた。

校正：陳偉如

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