カンボジアの警官が銃を持ってタイに突入！ 10時間以上の包囲と交渉の末に逮捕

タイメディアの報道によると、11月6日、昨日16時55分、サケーオ県の入国管理警察は、クローンハット町で勤務中の警察官がタイに猛スピードで入国するカンボジアの黒いジープを発見したとの報告を受けた。その後、車両のナンバープレートは「ピチニック」で、運転手はカンボジア人のソクバン・パン大佐であることが判明した。

勤務中の警察官がそれを発見した後、すぐに車を停止させて検査と本国送還を求めたが、男は言うことを聞かず、急いでタイに逃げ込んだ。その後、警察官は男を追跡し、他の部署に連絡して車の阻止に協力するよう求めた。

その夜9時まで、サケーオ県の検問所と複数の部署の警察がワタナナコン郡でカンボジア軍将校ソクバン・パン大佐の車両を包囲した。

警官は車を強制的に停止させられた後、車から降りて検査を受けることを拒否した。警察は、彼が酒に酔っていて車の窓を閉めたまま降りることを拒否していたことを突き止めた。その後、カンボジア入国管理局から、その職員は妻と別居しており、落ち込んでイライラしているという知らせが届きました。その後、サケーオ県警察の副局長が捜査チームのリーダーとして現場​​に赴き、カンボジア人警官と交渉し、車から降りて捜査に応じるよう説得した。しかし、11月6日午前4時半になっても、男は車から降りることを拒否し、警察は男を阻止して取り囲んだ。

タイ警察は、カンボジア人警官がタイ領内に侵入して以来、タイ側は夜通し追跡しているが、夜間の薄暗いため逮捕できずにいると述べた。また、警官は銃で武装しており、武力が使われれば両国の外交関係に影響が出る恐れがある。夜が明けると、警察はさらなる逮捕を行うだろう。

タイ警察は、タイ・カンボジア国境の第1地帯の部隊およびサケーオのカンボジア領事館と連携し、警官の母親、妻、子ども、親しいカンボジア人の同僚らが交渉に参加し、両者間の緊張を緩和できるよう努めた。家族は警官に武器を捨てるよう求めたが、警官は応じず、酒に酔ったまま武器を握ったままだった。

警官がようやく車のドアを開けて降りたのは6日の午前9時になってからだったが、彼の手には依然として武器が握られていた。タイ軍警察と各部署の職員はすぐにその地域を封鎖し、周辺住民の安全を確保するため交通規制を実施した。 12時48分時点で警官は武器を捨てていなかった。タイの関係部署もさらなる対策を議論するため会議を強化している。

10時間以上にわたる包囲と交渉の後、警察は午後14時15分にようやくカンボジア人警官を制圧し、拘束した。カンボジア人将校がどのカンボジア部隊に所属しているかはまだ分かっていない。

（翻訳：徐睿洋、4.0翻訳工房、校正：wan、出典：nationtv、sanook）